コーチングの限界

コーチングは万能ではない

例えば転職したいけれど転職できないという方がいたとします。その方が本当に転職するにあたり明確な目標があればコーチングは機能します。ところが、やりたいことがまったく分からない状態や現在の職場環境が嫌で、働くのが嫌だというのでは転職というテーマでのコーチングは難しいと思います。

つまり、コーチングは機能する人と機能しない人があり、万能ではありません。全ての課題がコーチングで解決するというわけではないということです。

 現状の明確化
  ↓
 テーマの理由と背景の発見
  ↓
 理想の状態の明確化
  ↓
 現状と理想のギャップの発見

つまり上記のフローの中で現状と理想の状態のギャップが無い方は、潜在的に今のままで良いと思っている方です。目標やこうなりたいというものがはっきりしていないのです。そして自分に意思決定する力がなければ、コーチングを受けても機能しません。

意思決定を行い、行動するエネルギーが無い状態で動けというのは酷だと思います。

逆に現状と理想のギャップが大きくて、意思決定権を強く持っている方はコーチングの成果が早く出ます。

私は有名コーチ2名に半年づつコーチングを受けました。

会話の中で一流コーチは同じところをぐるぐる回らせてくれません(前進できずに、回り道して目標からそれるような会話)。

一回のセッションはきっちり30分で終わります。つまりクライアントが、話す前に今日はどんな話をしようと事前に良く練ってからコーチングを受けないと30分では終わらないのです。(時間とお金を無駄にできません。)

そして会話の中で同じところを回ると厳しい言葉が待っています。『あなたは何をやりたいのですか?』『何をやるかはあなた次第です』と・・・

私は感じました。成果を得られないのはコーチのせいだと思ったこともありました。でも出来ないことを人のせいにしていると、どんどんゴールは遠ざかっていきます。そして前に進めなくなってしまいます。

コーチングは信頼関係

一流コーチでも解決できないテーマもありますし、コーチングが機能しない人もいるということです。コーチとの相性も大切ですが、それだけで片付けられないこともあります。

クライアントはコーチに挑み、コーチもそれを受け止め真剣勝負の時間が流れます。コーチングは人間同士がやっていているのでお互い信頼関係が築けた上で機能します。

結論的にクライアントが現状より高い目標を掲げて行動していく状態をコーチと一緒に作っていけるかが成果のポイントだと思います。

そして現状と理想のギャップを感じてそれを埋めたいと思われる方(今よりもっと良くなりたいと思う方)は是非コーチングにチャレンジしてみましょう。

それにより精神的に安定し、心の平穏が保つことができると、とても価値があると思います。

今立ち止まって前進できずに悩んでいる方でも、目標が明確になれば、きっと素晴らしい未来が見えてきます。