期待することと信じることの違い
コーチングの会話の中で、
『私は部下は出来るものだと期待しております。しかし期待に応えてくれないと腹が立ってしまい、きつく叱ってしまいます。』
確かにこの上司の方は部下に対して期待値が高かったものの、その水準までいかなければ裏切られたという解釈になってしまいます。
そんな状況では信頼関係が構築しづらいかもしれません。
しかし部下を信じることが出来れば、部下が30%出来た時点でそれに対して
『この案件の○○の部分についてここまで良く頑張ってくれた!引き続き頼むよ!』
という感じのコミュニケーションになります。
期待するのと信じるのは違います。
30%出来たことに対して誉めてもらえてこそ、残りの70%を頑張ってやろうと思うものです。
しかし30%の出来栄えで、『何でその程度しか出来ないのだ!そんなことも判らないのか!』と叱責した場合、残りの70%は何処かに消えてなくなってしまうかもしれません。
昔から言われております。
『信じるものは救われる!』