エニアグラムタイプ1「完全主義者」はどんな人?14個のトピックで解説
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タイプ1番のこだわり
「完全主義」「理想」「正義」「慎重さ」「綿密さ」「丁寧さ」「率直さ」「几帳面」「時間厳守」「約束」「改革」「尊厳」「倫理」「真理」
タイプ1番の決してしないこと
無断欠勤・遅刻。やりかけの仕事を途中で人に任せること。 自分に対する批判を笑い飛ばすこと。
タイプ1番のされて嫌なこと
- 皆の前での直接批判されたり、叱られること。
- 完全性や公正さを疑う発言をされること。
- 言ったことを実行してもらえないこと。
- 約束の時間を守ってもらえないこと。
タイプ1番のプラス面
- 判断力と理解力に優れている
- 現実的でバランスが取れている
- 合理的で良心的
- 節操があり正直で率直
- 公正かつ倫理的
- 尊厳がある
- 完璧に物事をやり遂げる
- 責任感が強い
- 批評眼が鋭い
- 時間を惜しまず準備する
- 整理整頓に注意を払う
- 争いを避け怒りを回避する
- 人と楽しく交わるのが得意
- 自制心がある
- 周囲の為に一生懸命働く
- 自分に妥協しない
- 理想に向かって努力する
- 仕事の精度が高い
タイプ1番のリーダーシップの取り方
- 会社組織を信頼し、職場環境を安定させる
- 常にレベルの高い目標を持ち、人材を育成し仕事を分担する。
- 部下の目標に対して成果を求める
- 正確に全体を捉えた上で改革を推進する
- 分け隔てなく平等・公平に部下に接する
- 問題を識別して合理的に考えて決断する
- 段取りを大切にして物事を遂行する
- 責任感をもって決定する
タイプ1番のマイナス面
あなたは些細なことにこだわり、「木を見て森を見ない」状態になりがちです。
それが決断の乏しさにつながります。プロセスにこだわるあまり、重要でない細かな仕事を綿密にやりすぎ、時間が足らないことを不満に感じます。
融通が利かず、独善的になり、他人のミスや悪事にこだわり、非難がましくなります。 その結果自分の理想とは反対の行動にでることがあります。
タイプ1番の問題点
- 自分から進んで仕事や責任を引き受けすぎてしまい、限界を無意識のうちに超えてしまい苦しくなる。
- 一生懸命物事をこなしていくが充実感や満足感が得られない。
- 他人も自分と同じ価値観で物事を考えて動かないと満足できない。
- 問題を深刻に考えすぎてダメージが大きくなる。
- プロセスにこだわりすぎて重要でない細かなことに目が行ってしまい本質が見えなくなる。(木を見て森を見ず)
- 自分にとって都合の良い正義を作り出す。
- 人のあら捜しばかりしてしまい、人の悪い点に焦点を当ててしまう。
- 自分より弱い立場に人に仕事を丸投げする。
- 自分の基準に厳格で頑固になり環境への対応に欠ける。
- 自分の欠陥や間違いを認めがたく、他を批判し責める。
- 根にイライラ感があり、人を褒めたり、打ち解けるのが苦手。
- 柔軟性に欠けてよそよそしいところ。
- お金にも几帳面な為周囲に対する金払いが悪い。
- 正しい答えが欲しい為、自分で考えず他人に答えを求めてしまう。
『完全』に対する誤った認識。完全であろうとする思いが強迫観念になりやすい。常に満足することなく欠点に目がいってしまう。行き過ぎると『重荷を背負った辛い人生』になることも。
タイプ1番のアドバイス
冷静に見つめなおして自分が本当に求めている物を発見するようにしましょう。『ねばならない』から『やりたい』の考えに方向を転換しましょう。
タイプ1番の学ぶタイプ
1番は7番『楽天家タイプ』から学ぶとよいでしょう。
7番は苦しいときでも多くの楽しみを発見する才能があり、陽気な雰囲気を作り出すことを得意とします。周囲にすべて上手くいくと思わせます。多くのことを非常に上手くこなす万能タイプで、広範囲の技能を融合させて成果をあげます。行動的で、人が羨む多方面の才能を持つ人が多く、天才型のスポーツ選手も多くいます。悩んで憂鬱になったりしません。自発的にのびのび振舞います。ワクワクするものを求め、危険を冒す度胸があります。プレッシャーに強いのが特徴です。
タイプ1番の象徴する色彩
銀色。輝き映える銀色の光線のように明るく鋭い色です。
タイプ1番の描く絵の特徴
高い山を書く人が多くいます。重い荷物を背負い足元を見つめながら頂上を目指す人の姿が描かれます。山頂は陽光に照らされて美しい花が咲き、天使を書く人もいます。
タイプ1番の職業適性
整備士・外科医・歯科医・会計士・銀行員・株式デイーラーetc
タイプ1番の有名人
橋本龍太郎・王貞治・イチロー
タイプ1番への接し方
タイプ1番への動機づけのポイント
本人が段取りを一生懸命して取り組んでいることを認め、プロセスを承認する。
体育会系のキャプテンをこなす方も多く、気合や活を入れると“なにくそ” と頑張れる。
本人が目指しているより目先の目標より将来的な理想の状態を描いて提示することでタイプ1番のモチベーションが高まります。
タイプ1番への指導のポイント
プロセスにこだわりすぎて全体の流れを見落としていないかをチェックし、色んな視点や選択肢を提示も必要だが、同時に人に依存させず自分で考える癖を付けさせる
最後に・・・
この結果を見て学ぶべきところは実は「問題点・マイナス面」の項目です。ここに出てくる「問題点」は自分自身が無意識で引き起こしているケースが多いのです。
無意識のうちに意図していないことが相手に伝わり、鏡のように相手から反応が返ってくるのです。
つまり情報の発信源は自分自身です。
仕事や家庭、友達付き合いでも、問題部分を改善することで、良いコミュニケーションが出来るようになるでしょう。
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