射手座(いて座)の性格は?10の特徴・トリセツ・恋愛観・男女別解説

12星座占いでの射手座は、半人半馬のケンタウロスの中で、最も賢く正義感にあふれたケイロンが由来となっています。人間の半身が象徴するのは知性。馬の半身が象徴するのは行動力。そして、ケイロンがその手に持つ弓から放たれた矢が象徴するのは自由。これらからわかる射手座の性格的特徴を見ていきましょう。

射手座データ

射手座の性格特徴

1.冒険大好きな好奇心のかたまり

ケイロンの手にする矢が意味する自由。それは一度放った矢が戻って来ないように、まるで鉄砲玉のように勢いよく飛び出して行ったきりな射手座を表しています。

射手座は、とにかく面白いものを求めて動き回るのが大好き。常に何か夢中になれるような、ワクワクするようなものを探して生きています。退屈なのは大嫌いで、いろいろなものに目移りするため、飽きっぽい性格と言われることもしばしば。面白いことのためなら、全く知らない世界にも恐れを抱くことなく飛び込んでいくことができます。

2.うじうじ悩むのは大キライ

基本的に、非常に楽天的な性格をしている射手座。そのため、いつまでも内にこもって考えをめぐらせたりするのは大の苦手。気になることがあればすぐに聞くし、失敗を恐れて行動を躊躇するようなことはありません。

常にポジティブで、多少のことに悩んだりはしません。常に新しいことへと挑戦しようとするので、悩みごとは抱えるだけ無駄と考えているところがあります。そのため、射手座は相談相手にはあまり向かないことも。

3.過去を振り返らず前だけ向いている

とにかく前向きで、基本的に終わったことを振り返るようなことはしません。生まれてきたときからずっと、人生を目いっぱい楽しむということに重きを置いている射手座。

そのため過ぎてしまったことは、良いことでも悪いことでもさっさと記憶の片隅に追いやってしまいます。例え何か失敗してしまった時でも、それは終わったこととして、気持ちを切り替えて次のことに目を向けることができるのが射手座です。

4.細かいことは気にしない

物事が遅々として進まないことが嫌いな射手座は、良くも悪くもおおざっぱ。一見すると細かいことを全く気にしていないように見えますが、肝心なところでは流れをしっかりと掴んで物事を見ているので、大きなヘマをしたりすることはありません。

躊躇することなく先へ先へと進んでいくので、そのことで周りから心配されたりも。しかし、細かいことにこだわって先に進まないよりも「どんどん先に進みたい」という気持ちと、射手座の持つ行動力のおかげで周囲を不安にさせることはありません。

5.どんどん上を目指したい

常に上を目指して行動している射手座。ありとあらゆることに興味があります。その好奇心とチャレンジ精神の旺盛さで、たくさんのことを経験していく中において、多くのことを学び成長していくことを心がけています。

次から次へといろんなことを体験する分、失敗も少なくはありません。しかし、次の失敗を恐れず、それでも諦めずに挑戦を続けていくのが射手座の長所。

6.自由に生きて型にはまらない

何ものにも囚われずに、自由に生きるのが射手座。弓矢のようにどこかに飛んで行ったまま、帰ってこないようなことも少なくありません。常日頃から誰にも束縛されることなく、自由奔放に人生を歩みたいと思っていて、プライベートにおいて誰かに指図されるようなことも好きではありません。

「右に倣え」というのは一番性に合わない言葉。自分の行動に責任を持つことができればいいと考えていて、無責任に自由を謳歌しているわけではなく、そこにはプライドも存在します。

7.心にロマンを持っている

射手座は現実的ではない、夢のような非現実的なものにひきつけられる傾向にあり、非現実主義者なところがあります。常識というものに囚われるのを嫌い、ロマンを愛しています。ロマンを追いかけて、センチメンタルになることもしばしば。

そのせいで、夢見がちだと思われてしまうことも少なくありません。夢は叶うものだと考えていて、そのためにする行動が、他の人には突拍子もないようなことをやっているように見える時も。射手座は後先考えずに行動をしているようでも、実は意外と考えを巡らしながら動いています。

8.負けることは好きじゃない

挑戦意欲の高い射手座は、どんなことでも負けることが嫌いです。あまり器用ではないので、負けてしまうと感情が高ぶって涙を流してしまうことも。失敗をしてしまったりすると、うまくできなかった自分に対し苛立ちを感じます。

直後は自分の行動を省みて落ち込んだりもしますが、諦めるということは決してしません。持ち前のポジティブさで気持ちを切り替えて、次回は必ず成功させると努力することを惜しみません。

9.嘘をつけない正直者

素直な性格で、嘘をついたり欺いたりというようなことができません。そのため嘘をつくと、ひどい罪悪感を感じてしまいます。どんなことでも、正直に口にしてしまう射手座。場合によっては、知らせなくていいようなことまで話してしまうこともあります。

自分の知っていることは黙っておくのが難しいので、そのことでいらぬトラブルに巻き込まれることも。射手座が嘘をつけない人だということは周知の事実なので、信頼できる人としてのポジションを得ています。

10.大きなスケールで物事を見ている

なにかに夢中になると、人の視野というものはついつい狭くなりがちです。ただ、射手座においてはこれが当てはまることはありません。どんなことをしていても、射手座は他の人が想像するよりももっと大きな視野で物事を見ています。

それは趣味だけにとどまらず、仕事に関してもいかんなく発揮されます。自由な発想を持ち大きなスケールでものを捉えているので、誰も想像のしなかったような射手座ならではのアイディアを提案することができます。

射手座男性の特徴・トリセツ

常識の枠にははまらない、好奇心と冒険心に溢れた射手座の男性。合理的に物事を考えながらも、既成概念にとらわれることはありません。今まで養ってきた知識をもとに、常識にとらわれない豊かな想像力でことを成し遂げます。研究熱心で頭の回転の早い射手座男性は、経験と知識に基づく自分なりの合理性を持っています。

ただそれは、理論に基づいた合理性ではないので、いろいろと粗があることも。場合によっては、誰かのサポートが必要になるでしょう。射手座男性はどんなことでもサクサク進めたいので、彼の直感的な行動の邪魔するようなことはしないのが吉。

射手座女性の特徴・トリセツ

新しい物好きで、いろんなものに興味があり、行動力のある射手座女性。知識欲が強く、たくさんの知識を身に付けたいと思っています。じっとしていることは苦手で、体を動かすことが好き。休みがあれば、国内外問わずすぐに旅行に出かけます。縛られてしまうことが嫌なので、結婚願望はあまり強い方ではありませんが、恋愛はいつもしていたいタイプ。

流行に敏感で話題も豊富、気持ちが若くどんな年代の人からも好かれます。向上心があるので、恋愛相手も同じような考えを持っている人を選ぶことが多め。とにかく束縛されることが苦手なので、射手座の女性とは適切な距離感をつかむことが大切です。

射手座の恋愛傾向

1.追われるより追いたい

元気で明るく情熱的な射手座は、どんなことにも全力を出します。それが恋愛となっても同じで、とにかく全力で相手にぶつかっていくタイプ。相手からのアプローチを待つことはまずなく、どんどんアピールしていきます。

ケンタウロス族が狩りをする時のように、狙った獲物は逃しません。好きな気持ちを伝えないまま思い続けることは、まずありえないのです。たとえ誰かに想われていても、その人のアピールの仕方が慎ましいと、それに気付けないのが玉に瑕。

2.恋の駆け引きは一切なし

素直で純粋な性格の射手座にとって、恋は駆け引きなしの真剣勝負。意中の相手にはとにかくどんどんアプローチしていきます。その仕方も一生懸命で、自分の気持ちを隠すことはせずに、ストレートに好きだという気持ちを伝えます。

自分の気持ちに正直に生きていたいので、たとえ相手にその気がないとわかっていても、その恋を諦めることはありません。まっすぐに自分に向かってきてくれるので、射手座のそんなところに落ちてしまう人も。

3.飽きっぽい浮気性

熱しやすく冷めやすい、飽きっぽいところがある射手座の恋愛は、あまり長続きしないと言われたりもします。理性よりも本能が行動の根本にあり、沸き起こるいろいろな欲望のままに突っ走っていってしまうことも。

パートナーがいても、誰か他の人が気になってしまうと、ついそちらにアタックしたりもします。ただそういう場合は射手座の飽きっぽいところが功を奏して、すぐに気持ちが冷めてしまうことが多いようです。

4.束縛はされたくない

自由人な射手座は、束縛されるのが大の苦手。思い立ったが吉日という性格なので、すぐに行動に移したいため、自分の行動を拘束されてしまうと大変ストレスを感じます。相手を束縛することもありませんし、束縛されることも望んでいません。

射手座は理性的というよりは本能で生きているタイプなので、相手のせいでやりたいことが出来なくなってしまうのは避けたいと考えています。

5.尊敬できる人がいい

冒険好きで、知識欲も多く持つ射手座。新しいことに挑戦していくのも大好きなので、恋愛相手は自分の知らないことをたくさん知っているような、人間として尊敬できる人を好きになることがよくあります。

相手にそうしたところが一つでもあると、飽き性の射手座でも、他に目移りすることはありません。自分よりも優れていると思う人に魅力を感じることで、恋が長続きします。

射手座にアプローチするなら

男女問わず、射手座はとにかく束縛されることを嫌います。これは行動のみならず、精神的にも言えること。経済的なことが理由で、自分の好きなことができなくなってしまうことも一種の束縛だと考えています。人の気持ちに少し鈍感なところがある射手座。

アプローチするときは、わかりやすく好意を見せることが効果的です。男女ともに、しっかりと自立した人を好ましいと思う傾向にあります。依存されるようなことは望んでいないので、食事に行った時も割り勘にするなど、自分のことは自分でできるというところを見せましょう。

何か夢中になれるものを持っていれば、それを共有するのもいいかもしれません。

射手座の結婚観

飽き性なので、いろんなところに目移りして、結婚するまではフラフラしがち。仕事や趣味など、持ち前の好奇心でたくさん夢中になれるものを持っているうちは、射手座が結婚が頭をよぎることはなかなかありません。

しかし、一度結婚をすると家族が第一と考えるようになります。意外と子煩悩で、子供の教育などについても興味を持っているので、結婚前は想像もつかなかったような良き母、良き父になるでしょう。

射手座に向いている仕事

高い理解力と、柔軟な頭で抽象的な事柄もやすやすと受け入れることのできる射手座。どのような仕事でも、問題なくこなすことができます。非常に大きな視野を持っているので、組織の中での仕事は少し窮屈と感じてしまうことも。

自分のやりたいことを自由にすることができる、芸術家やアーティスト。また世界を股にかけて飛び回れるような、ジャーナリストやフォトグラファーなどが常に冒険に出かけたい射手座には向いています。

組織に属するとしたら、貿易関係やツアーコンダクターのような仕事に就くのもよさそう。仕事においても退屈することは嫌なので、常に思いもよらない新しい刺激があるような仕事に就くのがおすすめです。

冒険のような毎日で人生を目一杯楽しんじゃうのが射手座

たとえ何もないような日でも、自分から冒険要素を探し出して面白い1日にしてしまう射手座。どんなことでも受け入れることのできるフレキシブルなところと、前しか見ずに終わったことをすぐに忘れてしまう性格は、射手座が人生を楽しむために与えられたものなのかもしれませんね。