蟹座(かに座)の性格は?10の特徴・トリセツ・恋愛観・男女別解説

12星座占いで蟹座(かに座)に当たる人は、一般的に人当たりが良く仲間思いだと言われていますが、その他にはどんな特性があるのでしょうか?蟹座の性格・恋愛や結婚観・男女別の特徴・向いている仕事についてなど、蟹座についてとことん掘り下げていきます。

蟹座の基本データ

蟹座の性格特徴

1.家族愛が強い

12星座というのはひとつひとつが独立しているわけではなく、人が産まれて魂が成長していく12のストーリーが、それぞれの星座に割り当てられています。そのような12星座のストーリーにおいて、「好奇心の赴くまま外に出かけて行き、あれこれ行動してみたあとに帰る場所」というのが、蟹座のお話となっています。そのため蟹座を象徴する言葉として「ホーム」や「家族愛」などがあり、このことから蟹座には、家庭的な人や母性が強い人が多いとされています。

2.実は二面性がある!?

蟹座は心を開くまでに少し時間がかかりますが、心の殻を破り気を許した相手には、とことん優しく接します。相手が悩んでいれば親身になって悩みに寄り添い、優しい言葉で励まして円の下の力持ち的な存在として支えます。その反面裏切りは絶対に許せない性格なので、嘘をつかれたり約束を守ってもらえなかったりするような、不誠実な行為をとても嫌います。嫌いになった相手には途端に冷たくなるドライな面も持ち合わせている、二面性の強い性格と言えるでしょう。

3.母性が強く世話好き

蟹座は母性が強く世話好きなため、良かれと思ってあれもこれもとやり過ぎてしまい、時としてお節介だと思われてしまうことも。お節介になり過ぎて、「オマエは私の親か!」とツッコミを入れられるほどに親目線の注意やお説教をし、周囲にうるさがられてしまうことがあるようです。

4.感謝されることが生きがい

お節介をやいてしまうのも、相手の悩みに親身になって寄り添うのも、すべては「ありがとう、あなたがいてくれて良かった!」と言ってもらうため。感謝されることに人一倍喜びを感じ、感謝されることが生きる原動力となっています。そのため感謝されないと途端にやる気を失ってしまうので、蟹座の人にはくれぐれも「ありがとう」の言い忘れにはご注意を!

5.子供が大好き

蟹座の人は一般的に家庭的というイメージを持たれがちですが、浮気願望は人並に持っています(笑)。浮気願望は決してゼロではありませんが、それを補って余りあるほど子供が大好きです。必要とされることに生き甲斐を感じるため、子供に頼られることにこの上ない喜びを感じるのです。弁護士でありタレントとしても有名な橋下徹さんは、7人のお子さんがいることでも有名です。7人のパパとして頑張っている橋下さんの星座は、蟹座なんですよ。この事からも、蟹座の子供好きを垣間見ることができますね。

6.潤滑油を担う人気者

蟹座は水のエレメントに属しています。水のエレメントには、相手の気持ちに共感したり自分の気持ちをわかってもらったりと、感情を大事にするという特性があります。その特性を活かし蟹座さんは、人の気持ちを推し量ることや、場の空気を読むことに長けています。職場や地域の集まりなど、人が多く集まる場所では人と人とを結び付けたり雰囲気を和ませたりして、潤滑油的な役割を担うことが多いです。

7.主役よりも脇役タイプ

自分が自分がと目立とうとするよりも、脇役キャラが性に合っている蟹座さんは、自分に注目が集まり過ぎることが苦手です。人前に出ると途端にあがってしまうため、本来ならば言えるべきセリフが出てこなかったり、暑いわけでもないのにやたらと汗をかいたりします。あがり症なため、用意していたプレゼンの資料を上手く説明できなかったり、結婚式のスピーチで噛んでしまったりなど、あがり症ゆえの失敗を経験したことのある人は、多いのではないでしょうか。

8.実は繊細で傷つきやすい

良くも悪くも感受性が強いため、実は人一倍傷つきやすい性格でもあります。何気ない一言に傷つき悩んでしまうのも、蟹座の特徴といえるでしょう。しかしながら何か傷つくようなことを言われたとしても、「そんなことで傷つくんだ?」と色眼鏡で見られることを嫌うため、傷ついたとしても表には出しません。顔で笑って心で泣き、人知れずコッソリと傷ついた心を癒すのです。

9.捨てられない性分

蟹座さんは、思い出をとても大事にします。それゆえ写真や手紙やプレゼントなど、思い出の詰まった物をなかなか捨てることができません。思い出には良い思い出もあれば、悪い思い出もありますよね。良い思い出を忘れられないのは喜ばしいことですが、悪い思い出が忘れられないと、必要以上に自分を苦しめてしまいます。悪い思い出がなかなか捨てられず負の記憶を溜め込んでしまうため、必然的にストレスも溜め込んでしまうタイプといえるでしょう。

10.お財布の紐は緩め

溜め込むのはストレスだけではありません。トイレットペーパーやシャンプーや洗剤など、日用品をため込むのも好きです。溜め込んでおかないと気が済まないため、ストックは多めに買っておきたい性分です。目新しい物や便利グッズなどがすぐに欲しくなる性分でもあるため、お金の出入りはけっこう激しめです。未来のために貯金するよりも、「今でしょ!」的なノリで欲しい物を買ってしまうので、お財布のヒモは緩く、貯金を溜めるのはあまり得意ではありません。

蟹座男性の特徴・トリセツ

蟹座男性は一見おおらかそうに見えますが、意外と細かい部分を気にしています。排水溝に髪の毛が溜まっていたり食器に汚れが残っていたりなど、掃除や衛生面は特に気にする性格です。蟹座男性を家に招待する際は、掃除は丁寧に抜かりなくやっておきましょう。

また蟹座男性は家族思いの傾向が強いため、家族の悪口を言ったり言われたりすることを嫌います。もしも蟹座男性のほうが自分の親の悪口を言っていたとしても、それに乗っかり一緒になって悪口を言うのではなく、「そのときたまたま機嫌が悪かっただけなんじゃないの?」や「たまにはそういう事もあるよ~」などと言って、フォローしてあげてください。それにより、あなたへの信頼度はグっと上がるはずです。

蟹座男性は真面目で努力家なので、仕事はソツなくこなしていきますが、出世欲はそれほど強くはありません。どちらかというと、仕事よりも家庭が大事というスタンスです。ですからやたらと残業を頼むことや、大きな仕事ばかりを任せるなど、負荷のかけすぎには注意が必要です。ワークライフバランスを保てるよう、それなりの配慮をしてあげましょう。

蟹座女性の特徴・トリセツ

蟹座女性は.喜怒哀楽が激しく感情をコントロールするのが苦手なため、時折怒り狂って周囲を困惑させることがあります。ですが根は穏やかで優しい性格なので、「気分屋なんだね」や「二重人格なの?」などの言葉を浴びせないよう、配慮してあげてください。「気分屋」「二重人格」などと言われると、必要以上に重く受け止め凹んでしまいますから。

そして喜怒哀楽の激しさゆえに、感情がコロコロと変わってしまい、的確な判断をくだすことが苦手です。理屈よりも感情で行動する傾向があるため、情に流されやすく騙されやすい性格であるといえます。話をよく聞いた上で、感情的になって冷静な判断ができていないなと感じたときには、正しい判断ができるよう、優しく説得してあげてください。キツイ言い方で説得してはいけません。ポイントは、あくまでも優しく説得することです。

また蟹座女性は情に厚く母性が強いため、頼られたり甘えられたりすることに喜びを感じますが、実はかなりの甘えん坊でもあります。しかし上手に甘えることが苦手なため、素直に甘えられるような状況を作ってあげることが、メンタル維持において、とても重要といえるでしょう。

蟹座の恋愛傾向

1.自分からアピールする

蟹座は一途で惚れっぽい性格です。好きな人ができると自分から積極的にアピールします。相手を振り向かせるために、相手の喜びそうなことは何かと考えを巡らせて、あの手この手でアピール開始。リサーチから行動力まで、相手を落とすための努力は惜しまないタイプです。

2.真面目で誠実な人が好き

派手な人よりも、地味で真面目な見た目の、誠実感漂う人に好意を持ちます。基本的に黒髪が好きです。軽いお付き合いではなく、付き合うときは常に結婚を意識して付き合いたいタイプなので、相手のことだけではなく、相手の家族がどんな人なのかも非常に気にします。結婚を見据えて、お互いの家族のことや将来設計などをきちんと話し合うことができる、誠実なお付き合いを好みます。

3.寂しがり屋

寂しがり屋な蟹座さんなので、離れていると不安になるし、とても孤独を感じてしまいます。好きな人とは時間の許す限り一緒にいたいと感じるタイプなのです。ですからそれぞれが仕事や趣味など自分の時間を大切にし、自立した大人な関係のお付き合いを続けていくことは、あまり好みません。良くも悪くもお互い依存し合いながら、相手にどっぷりと浸かり、多くの時間を共有したいと望むのです。

4.自分語りは脈アリのサイン

蟹座の人は、会話上手な人が多いです。相手が話しやすいように話題を引き出してくれる上に、話した内容に対しての返しも上手いので、話していてとても会話が弾みます。しかし会話が弾んでいるからといって、必ずしも相手が自分に脈アリだとは限りません。ただ会話が弾んでいるかだけではなく、注目すべき点は、蟹座さんから積極的に自分についての情報を話してくれているかどうかです。聞いてもいないのに過去の恋愛話や家族の話などを自分からしはじめたら、それはあなたに対する脈アリのサインなんですよ。

5.ロマンティックなデートがしたい

真面目な人柄で、仕事や人生において冒険することをあまり好まない蟹座ですが、恋愛においては「ちょっと冒険してみたいな」という気持ちが、心の奥底に潜んでいます。少女漫画に出てくるような歯の浮いたセリフや、壁ドンなどのシチュエーションに、密かな憧れを抱いているようです。少女漫画のようなシチュエーションは難しくとも、夜景の綺麗な場所で愛を語り合うとか、ラブソングを自分のために歌ってくれるとか、ロマンティックが感じられるような演出に弱いので、照れずにロマンティックを演出してみてはいかがでしょうか。

蟹座にアプローチするなら

蟹座の人は警戒心が強く、蟹の甲羅のような固い鎧で心と体を守っています。その鎧を力ずくで壊そうとすると、蟹のハサミでチョキーン!と大事な部分を切り落とされてしまいますよ!というのは冗談ですが、最初から強引にしかけるのは、あまりよろしくありません。まずは蟹座好みの黒髪・真面目風な見た目にチェンジし、挨拶をしたり、わからない事を質問してみたりして、少しずつ距離を縮めていくのです。

そういった地道な努力を続けるうちに、蟹座さんの方から自分の話をしてくれるようになったら、それはあなたに気を許し始めたサインです。良きタイミングを見計らい、デートに誘ってみましょう。ただしまだ付き合っているわけではないので、誘い方は“さりげなく”が基本。「〇〇好きって言ってたよね?実は私(俺)も好きなんだけど一緒に行ける人いなくてさ~よかったら一緒に見に行かない?」くらいの感じで、多少わざとらしくてもいいので一緒にでかけるための口実を作り、デートへと発展させていきましょう。

蟹座の結婚観

蟹座の人はお家で過ごす時間が大好きです。そのため家の中をいつでも快適にしておきたいと思っているので、料理や掃除や片付けなど、家事をすることが苦になりません。ただいくら苦にならないとはいえ、いつも自分ばかりがやらされて感謝の言葉すらないようだと、次第に不満が溜まっていき、ある日突然爆発します。蟹座さんは感情の起伏が激しく、嫌いになった相手にはすぐにシャッターを下ろしてしまう傾向があるため、蟹座さんの献身的な態度に甘えすぎるのは厳禁です。

家庭での時間を大事にしたい気持ちが強い蟹座さんは、楽しく会話をしながら一緒に料理を作ったり、「この洋服もう捨てたほうがいいかな~?」などと言い合いながら、一緒に服の衣替えをしたりと、普段の何気ない日常をも大切にしてくれる人を好みます。

イベントやレジャーなどの特別な日を楽しむのはもちろんのこと、何気ない日常生活の中にも、楽しみを分かち合えるような関係性を築きたいのです。互いに家庭を大事にする気持ちを強く持ち、手を取り合ってどんな困難も乗り越えて行けるような結婚生活を理想としています。

蟹座に向いている仕事

蟹座の守護星は月です。月は母性や裏方を象徴しています。子供が大好きで育成能力が高いため、教師や保育士は向いていますし、裏で人を支えるという意味では、調理師や看護師の仕事なども適職だといえるでしょう。また日常生活に関わりのある仕事とも相性が良いため、スーパーや雑貨店、不動産関係やインテリア関係の仕事にも、向いていると言われています。

蟹座さんはどちらかというと、物事を論理的に考える力よりも、直感力に優れています。ですから理論を組み立てて進めるような仕事ではなく、自分の感性を思う存分発揮できるようなクリエイティブな職業を選ぶと、楽しく仕事をすることができます。

仲間意識が強いため、1人でコツコツとやるのではなく、チームを組んで協力し合いながら、仕事を進めるのが得意です。

蟹座は仲間思いの頼れる存在!

蟹座さんは人の好き嫌いや感情の起伏が激しい面があり、時にヒステリックになってしまうこともありますが、根はとても温かい人です。家族や仲間を大切にする気持ちが人一倍強いため、味方にしてしまえばとても心強い存在となるはずです。この記事を参考にして、蟹座さんとの仲をより良いものにしてくださいね。